年齢を重ねるほど、「まだ大丈夫だろう」「判断力が落ちるのはもっと先の話」と感じる方が多くおられます。しかし、実務で相続・後見・財産管理の相談を受けていると、“判断力が衰えてからでは、できることが限られてしまう”現実を痛感します。
とくに高槻市・枚方市・茨木市でも、高齢の親を支えるご家族から
「もっと早く準備しておけばよかった…」
という声をたくさん伺います。
では、判断力がしっかりある「今」、どんな備えができるのでしょうか。
行政書士としての経験から、後悔しないためのポイントをわかりやすくまとめました。
◆ なぜ“判断力が衰える前”の備えが大切なのか
判断力が低下してしまうと…
- 契約行為・財産管理が自分ではできなくなる
- 重要な書類に署名できない
- 家族の生活費、医療費、介護費の支払いに支障が出る
- 親族間のトラブルが起こりやすくなる
- せっかくの希望が反映されないまま法的手続きを進めざるを得ない
特に、任意後見契約・財産管理契約・遺言書などは「判断能力がある時にしか結べない・作れない」もの。
このタイミングを逃すと、望まない結果になるケースも少なくありません。
◆ 判断力がある今だからこそできる“3つの備え”
① 任意後見契約|将来の自分を守る仕組みを先に作る
判断力が低下したときに備え、信頼できる人に自分の生活・財産管理を任せる契約です。
高槻市でも近年相談が増えており、特に一人暮らしの高齢者からのニーズが高まっています。
ポイント
- 元気なうちにしか契約できない
- 裁判所の監督が入るため透明性が高い
- 家族間トラブルの防止にも役立つ
② 財産管理契約|今から手続きの負担を軽減
銀行手続き、役所手続き、支払い管理などが難しくなった場合に備える仕組みです。
「少し判断力に不安があるが、後見制度を使うほどではない」という方に最適です。
こんな方におすすめ
- 一人暮らし
- 家族が遠方
- 通帳管理や支払いが負担になってきた
③ 遺言書の作成|希望を形に残す“最後の意思表示”
判断力が低下すれば遺言は作れません。
相続手続きの現場では、遺言があるだけでご家族の負担・争いが大幅に減ります。
特に必要なケース
- 子どもがいない夫婦
- 再婚家庭
- 不動産が複数ある
- 兄弟間の関係が複雑
- 障がいのある家族がいる
高槻市内のご家庭でも、遺言書を作成しておくことで、スムーズに手続きが進んだ例は多数あります。
◆ “まだ早い”は一番の落とし穴
40代・50代でも
認知症発症の家族歴がある方、病気のリスクがある方、独身の方
は早めの備えが効果的です。
また、判断力の低下は病気や事故で突然訪れることもあります。
“何かあってから”では選べる選択肢が極端に少なくなるのです。
事務所名:乾行政書士事務所
代表者:乾 公憲
住所:大阪府高槻市上牧北駅前町4番50号
📌 対応エリア:茨木市、高槻市、枚方市、交野市、吹田市、摂津市、箕面市、寝屋川市
📞 お問い合わせ:072-691-5370
📩 メールでのご相談も受付中です
ごあいさつ
私は、障がい福祉サービスに特化した行政書士として、これまで多くの事業者様の立ち上げ・運営支援に携わってまいりました。高齢者や障がいのある方、そのご家族が安心して暮らせる地域づくりを支援することを使命とし、制度理解から各種申請、運営の課題まで、丁寧かつ実務的にサポートしております。
このたび、より幅広いニーズにお応えするため、遺言・相続・死後事務委任契約・成年後見制度の利用支援など、民事法務の取り扱いも開始いたしました。とくに、福祉の現場に近い立場で業務を行ってきた強みを活かし、ご本人の思いやご家族の不安に寄り添った法的支援を心がけております。
障がい福祉と民事業務の両面から、「支援が必要な方々の権利と暮らしを守る」ことを目指し、地域に根ざした専門家として真摯に取り組んでまいります。どうぞお気軽にご相談ください。
コメント