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家族に迷惑をかけないために準備しておくこと|高槻市の民事業務専門の行政書士が解説!

はじめに

人生の最期を迎えるにあたり、「家族にできるだけ迷惑をかけたくない」と考える方は少なくありません。特に相続や財産管理、葬儀の準備などは、事前に整えておくことで、遺された家族の負担を大きく減らすことができます。
今回は、高槻市で民事業務を扱う行政書士の立場から、家族に迷惑をかけないために準備しておくべきことを整理してご紹介します。


1. 遺言書の作成

相続手続きをスムーズに進めるためには、遺言書の作成が非常に有効です。
遺言書がない場合、相続人全員での話し合い(遺産分割協議)が必要となり、時間も労力もかかります。事前に遺言書を残しておくことで、家族間のトラブルを防ぐことができます。
特に高槻市内でも「自筆証書遺言書保管制度」を利用すれば、家庭裁判所での検認手続きが不要となり、スムーズに相続が開始できます。


2. 財産や重要書類の整理

預貯金や不動産、保険、株式などの財産は、あらかじめ一覧にまとめておくと安心です。
また、印鑑や通帳、保険証券など重要書類の保管場所を明確にしておくことも大切です。
家族が「どこに何があるかわからない」という状態を避けることで、手続きの負担が大幅に軽減されます。


3. エンディングノートの活用

「延命治療はどうしてほしいか」「葬儀の希望」「お世話になった人へのメッセージ」などは、エンディングノートにまとめておくとよいでしょう。
法的な効力はありませんが、家族が判断に迷ったときの大切な指針となります。


4. 任意後見契約の検討

認知症などで判断能力が低下した場合に備えて、任意後見契約を結んでおく方法もあります。
信頼できる人を後見人に選んでおけば、財産管理や生活支援の手続きが円滑に進みます。高槻市でも相談件数が増えている制度です。


5. 行政書士に相談するメリット

「何から手をつければいいのかわからない」という方も多いと思います。
行政書士に相談することで、遺言作成のサポートや財産整理のアドバイス、任意後見契約の書類作成など、必要に応じた準備を進めることができます。
専門家が関わることで、家族の負担を最小限に抑えることが可能です。


まとめ

家族に迷惑をかけないためには、「早めの準備」が何よりも大切です。
高槻市で相続や遺言、後見制度などに関してお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。身近な法律家として、安心できるサポートをご提供いたします。


事務所名:乾行政書士事務所
代表者:乾 公憲
住所:大阪府高槻市上牧北駅前町4番50号
📌 対応エリア:茨木市、高槻市、枚方市、交野市、吹田市、摂津市、箕面市、寝屋川市
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ごあいさつ

私は、障がい福祉サービスに特化した行政書士として、これまで多くの事業者様の立ち上げ・運営支援に携わってまいりました。高齢者や障がいのある方、そのご家族が安心して暮らせる地域づくりを支援することを使命とし、制度理解から各種申請、運営の課題まで、丁寧かつ実務的にサポートしております。

このたび、より幅広いニーズにお応えするため、遺言・相続・死後事務委任契約・成年後見制度の利用支援など、民事法務の取り扱いも開始いたしました。とくに、福祉の現場に近い立場で業務を行ってきた強みを活かし、ご本人の思いやご家族の不安に寄り添った法的支援を心がけております。

障がい福祉と民事業務の両面から、「支援が必要な方々の権利と暮らしを守る」ことを目指し、地域に根ざした専門家として真摯に取り組んでまいります。どうぞお気軽にご相談ください。

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